熱収縮チューブの収縮加工法・被服加工法 1・収縮チューブのサイズ選択について(TFE2X・TFE4X・TOFの場合) 対象物の外径が収縮後の内径1.5倍になるのが目安です。 (FEP1.3の場合) 対象物に対し収縮前内径の最も小さいサイズが適当です。 2.加熱機器と加熱方法 ヒートガンが最も汎用的で収縮チューブの径方向に均一に加熱します。 その際対象物を回転させるか2台のヒートガンを使用するなどにて、熱が部分的に集中しないようにします。 また電気炉(電気循環式)赤外線ヒーターガスバーナーなども利用されています。 ※あらかじめ対象物を予熱しておくと収縮時間の短縮やきれいな仕上がりに効果があります。 3.加熱温度(TFE2X・TFE4X・TOFの場合) 加熱温度の設定はヒートガンで350〜370度、電気炉で340〜350度が目安です。 TFEの融点327度で透明になり収縮を開始します。完全な収縮はその後の冷却温度でなされます。 (FEP1.3の場合) 約60度から収縮を開始し、120度でほとんど収縮します。(完全収縮温度は200度です。) 4.ご注意事項 (TFE2X・TFE4X・TOFの場合)収縮時に少量の分解ガスが発生しますので換気の注意が必要です。 |
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品名 | 特性 | 用途 | 画像 |
シリコーン熱収縮チューブ<難燃用> | 熱収縮 | 難燃性 熱収縮 チューブ。 | |
シリコーン熱収縮チューブ<一般タイプ・難燃性> | 熱収縮 | 炎や熱に強い。 | |
ケムフロー® TFE−4X <フッ素樹脂熱収縮チューブ>定尺1.2m | 熱収縮 | フッ素樹脂 | |
ケムフロー® FEP−1.3 X <フッ素樹脂収縮チューブ> | 熱収縮 | 加工性。 | |
ケムフロー® TFE−2X <フッ素樹脂熱収縮チューブ>定尺1.2m | 熱収縮 | 耐熱 耐薬品性 電気絶縁性。 | |
PFA熱収縮チューブ | 熱収縮 | コネクターやパワーケーブルの電気絶縁。 | |
PFAロールカバー | 加熱収縮 | ||
FEP熱収縮チューブ | 熱収縮 | 熱収縮チューブ。 | |
ケムフロー®TOF(TFE/FEP2層)<フッ素樹脂熱収縮チューブ> | 熱収縮 | フッ素樹脂 | |
ニシチューブ<エチレン・プロピレンゴム熱収縮チューブ> | 熱収縮 | 滑り止め パイプ類の保護 防食。 | |
スミチューブ<ポリエチレン熱収縮チューブ> | 熱収縮 | 絶縁 保護 補強 防食 電食防止 熱収縮チューブ。 | |
ヒシチューブ<塩化ビニール熱収縮チューブ> | 熱収縮 一般 | 拍手 ハンドル 給排水管の保護被覆。 | |
ヒシチューブ<塩化ビニール熱収縮チューブ> | 熱収縮 難燃 | アルミ電解コンデンサの外装用、電気部品の保護、絶縁。 | |
架橋ポリオレフィン熱収縮チューブ | 接着剤付 | ケーブル継ぎ目部分保護 絶縁 電気回路 コードの損傷防止 コンポーネントとアセンブリ保護 | |
難燃熱収縮ポリオレフィン | 熱収縮 難燃G5 | 電気部品絶縁・電線被覆・識別用 | |
難燃熱収縮ポリオレフィン | 熱収縮 難燃G1 |
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83A10熱収縮樹脂チューブ(このカテゴリー樹脂チューブを全て見る場合は「83A10熱収縮チューブ」でマッチします。)