熱収縮率が小さい、カプトンフィルム<超耐熱・超耐寒性ポリイミド>


▲警告:人体への埋め込みやこの材料が体内体液・組織と直接密着する医学的用途にはご使用にならないで下さい。 超耐熱・超耐寒性/-269℃の超低温領域から+400℃の高温領域まで。
機械特性/広い温度領域で優れた機械的性質を発揮します。
電気特性/優れた絶縁破壊強さ、誘電正接。
耐薬品性/ほとんど全ての有機溶剤に侵されません。
耐炎性・耐難燃性/800℃以上でなければ炭化せず、自己消火性を備えています。
耐放射線性/有機材料の中では抜群の耐放射線性を有しています。
・Hタイプの諸特性に加えて、寸法安定性をより一層向上させた、熱収縮率の小さいフィルムです。
注1−カプトンは1%未満の残留ジメチルアセトアミド(DMAc)を含み、200℃以上の温度では空気中に放出されます。長期にかつ繰り返してDMAcに暴露されますと肝機能に影響を与えることがあります。十分換気し、作業する人が許容限界値(10ppm)以上のDMAcに暴露されないようにして下さい。
注2−Fタイプは、上記に加えてテフロンが表面に被覆されているため、約275℃に加熱するとフルオロカーボンの蒸気又はヒュームが発生し、それを長時間吸入すると一過性の急性ポリマーフューム熱(感冒症状)を起こす可能性があります。特に高温融着作業などで、テフロンポリマーから発生するガスに曝されるとこの症状が発現する可能性がありますので換気には十分ご注意下さい。
注3-食品類に直接触れるような使い方は避けてください。