【主な用途】 医療用部材(マスク、カニューラ、呼吸器部材)・医療関連機器、食品関連機器部材、電卓等絶縁部品、注射液容器、ベビー用品、キッチン用品、工業用パッキン、Oリング、ガスケットなどシリコーンはあらゆる分野で活躍しています。 |
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ゴムの種類 ASTMによる略称 |
シリコーンゴム | |
化学構造 | 有機ポリシロキサン | |
主な特徴 | 高度の耐熱性と耐寒性をもっている。高温下での耐油性もよい。 | |
比重 | 0.95〜0.98 | |
配合ゴムの物理的性質および耐性 | ||
可能なJIS硬さ範囲 | 30〜90* | |
引張強さ(kgf/cm2) | 40〜100 | |
伸び(%) | 50〜500 | |
反発弾性 | ◎ | |
引裂き強さ | △〜× | |
耐摩耗性 | △〜× | |
退屈曲亀裂性 | 〇〜× | |
使用可能温度範囲(℃) | -40〜200* | |
耐老化性 | ◎ | |
耐候性 | ◎ | |
耐オゾン性 | ◎ | |
耐炎性 | 〇〜× | |
電気特性 体積抵抗(Ω・p) |
1011〜1016 | |
ガス透過性(cc・cm/cm2・sec・atm) | 400 | |
耐放射性 | ◎〜△ | |
配合ゴムの耐油耐溶剤性 | ||
ガソリン・軽油 | △〜× | |
ベンゼン・トルエン | △〜× | |
トリクレン | 〇〜× | |
アルコール | 〇* 濃度により長時間浸す場合はNGな場合がある |
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エーテル | △〜× | |
ケトンMEK | ○ | |
酢酸エチル | △〜◎ | |
配合ゴムの耐酸耐アルカリ性 | ||
水 | 〇 | |
有機酸 | 〇 | |
高濃度無機酸 | △ | |
低濃度無機酸 | 〇 | |
高濃度アルカリ | ◎ | |
低濃度アルカリ | ◎ | |
使用例 | 耐油性・強度・耐薬品性も良い素材 |
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◎=優れている。〇=良い。▲=あまり良くない。×=悪い。 ※この表はあくまでも目安としての理論上の数値(参考値)です。 10°〜30°(低硬度)のシリコンの成形品もご相談ください。 |
シリコーンは安全性が高く、高品質の素材として評価され続けています。